[特集:立ち上がれ! ニッポンエンジニア] 技術を愛する経営者&第一人者からの応援メッセージ
2011/04/01公開
yasuyuki_higuchi 樋口泰行
世界目線で、ビジネスモデルを意識した技術開発を
エンジニアの世界に閉じこもらず、自分の体を世界中のいろいろな所に置き、違った「技術の景色」を体感しながら、技術のみならず、ライフスタイル、ワークスタイルの将来の潮流や、如何に競争に打ち勝つか、などの自社の立ち位置も考えに入れ込んだ高い視点、広い視野を持ち得るエンジニアになるために努力してほしい。
(日本マイクロソフト株式会社 代表執行役 社長)
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junichi_miyakawa 宮川潤一
高い志が世の中を変える
エンジニアに期待するのは、技術力や知識だけではなく、時代の変化をとらえる鋭い洞察力や最後までやり遂げる力です。そして何より大切なのは高い志を持ち、それを成し遂げる強い意思があることです。
ソフトバンクでは『情報革命で人々を幸せに』という志を全社員が共有しており、世界No.1インターネットカンパニーを目指し、革新的なさまざまなサービスを提供し続けています。
エンジニアの皆さん一人一人が高い志を持つことで、世の中を大きく変えることができるのではないでしょうか。
(ソフトバンクモバイル株式会社 取締役専務執行役員 兼 CTO/ソフトバンクBB株式会社 取締役専務執行役員/ソフトバンクテレコム株式会社 取締役専務執行役員)
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susumu_fujita 藤田 晋
自分のアイディアを形にする挑戦を
誰かに言われたモノを作る仕事に、辟易としている方がいたら、今すぐネット業界に飛び込んでほしい。
オープンで新しい産業であるネット業界は、アイディアと技術が競争力。だからこそ、自分がサービスを「運営」する、もっと言うと一つの事業を「経営」するくらいの気持ちで、どんどん発想を具現化していってほしい。
技術のトレンドやデバイスが次々と変化する業界だからこそ、誰にでもチャンスがあり、信じられるのは自分たちの感性。必要だと思えるもの、素晴らしいと感じるものを考え抜き、それを生み出していってほしいと思います。
(株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO)
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takeshi_natsuno 夏野 剛
技術を武器として使い、夢を実現せよ
より高い技術を求め身に付けることは単なる手段に過ぎず、大事なのは何を何のために実現し、それで社会にどんな貢献ができるかである。
技術はあくまでも手段であり、崇高な目的を持っていなければ、大きな成果を出すことはできない。
古い世代がとっくに忘れてしまった壮大な目的意識をいつまでも忘れることなく全力を尽くして下さい。新しい頭でしか考えられないことが必ずある。決してあきらめることなく頑張って下さい。
(株式会社ドワンゴ 取締役)
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taizo_son 孫 泰蔵
Think Big !
今、世界はダイナミックに変化しつつあります。若い無名のエンジニアが開発した新しい技術が、わずか数年で世界をガラリと変えることができるような、そんなエキサイティングな時代です。
最初から縮こまらずに、世界の10億人が使ってくれるようなものを作るぞ!と「デカくものを考える」エンジニアを目指してほしいと思います! "Think Big!"
(モビーダ ジャパン株式会社 CEO/ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 代表取締役会長)
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shigeru_urushibara 漆原 茂
事業をリードする技術者になろう
スマートフォンやクラウドをはじめ、新しい技術が次々と登場しています。それに伴い消費者の行動も業務システムも大きく変わりつつあります。今までは不可能だったことも、さまざまな先端技術を駆使することで実現できるようになってきました。新しい技術が事業をリードする、そんな時代が到来です!
この流れはもはや誰にも止められません。個々の技術者が光り輝く、やりがいのある仕事がたくさんあります。皆さんに期待しています。
(ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長)
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yoshihisa_aono 青野慶久
自分らしくあれ
日本の組織環境は国際化によるものだけでなく、そこで働く人々の生き方自体も多様化の一途をたどっています。
そんな中、英語を話せないといけないとか、クラウド技術を身に付けないといけないとか潮流に合わせないといけない部分もありますが、まずは自分らしさを知り、そこを磨くことこそが幸せに生きるためのコツと言えるのではないでしょうか。
時にはAKY(あえて空気読まない)で突き進むことも必要です。
(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
hiroshi_shimizu 清水 浩 [電気自動車開発の先駆者]
Open your "Bigmouth"(大口をたたけ!)
あらゆる分野において、日本人エンジニアは世界最高レベルの技術を持っている。にもかかわらず、その多くは日本人の"謙虚さ"ゆえに海外で評価されていないのが現状だ。
例えば、日本人は8割完成したモノを紹介する時、「6割くらいの完成度」と言うが、外国人なら「ほぼ完成した」と言うだろう。しかし、グローバルで戦うとき、自己アピールもできない者に誰が注目するのか。
だからこそ、わたしはこう言いたい。日本人エンジニアよ、大口をたたけ!
(株式会社SIM-Drive 代表取締役/慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
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hiroshi_komiyama 小宮山 宏 [スマートグリッド研究の権威]
「つながり」を意識して新しいモノづくりを
わたしが長年研究してきた環境問題しかり、医療や教育の問題しかり、現代のあらゆる社会問題を解消するカギは「エンジニアリング」なのだと思います。
エンジニアリングとは、パーツとしての「技術」をつなぎ、構造化し、「システム」を作り上げること。ですから若い技術者には、まずは愚直に専門領域を深めてほしい。その上で、どんなつながりの中で自分の専門性が役立つのかを考え抜いてほしい。
深耕と俯瞰の両立が、世の中を変えるシステムを作るのですから。
(株式会社三菱総合研究所 理事長/東京大学 総長顧問 工学博士)
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kenichi_miura 三浦謙一 [スパコン開発の世界的リーダー]
"発想転換の種"を集め、育てる努力を!
わたしの専門分野であるスパコンの世界では、1980-1990年代、日本企業が世界のトップ技術を競っていました。その源泉は発想転換力。コンピュータが1つのCPUからベクトル処理・並列処理になるといった革新が起き、それが新しい常識になったわけです。同時にコンパイラ、計算手法、応用計算までが大きな飛躍を遂げました。
わたしが伝えたいのは、この発想転換力は、誰もが持ち得る力だということ。もう一度世界一の技術大国になるためにも、例えば海外で外国人のモノの見方に触れるなど、貪欲に"発想転換の種"を集めてほしいですね。
(情報・システム研究機構 国立情報学研究所 リサーチグリッド研究開発センター長 教授)
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jun_kaneko 金子 順 [ブログ普及の仕掛け人]
ネット上のコミットログを履歴書に世界へ
自分が書いたプログラムで、誰かがワクワク、ドキドキ、ビックリする。その喜びを原動力に、自分が本当に納得するソースコードを一行でも多く書いてほしい。
ブロークンでもよいから英語でREADMEを記述し、自分の履歴書代わりに、オープンソースやWebサービスとして世界に公開する。そこで出会ったエンジニア同士、国や言語、人種に関係なく、信念をぶつけ合って、新しく、より良い仕組みをつくり上げながら成長していってほしい。
(シックス・アパート株式会社 執行役員 製品企画担当)
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shunsuke_takahashi 高橋俊介 [キャリア研究の大家]
世界を「エンジニアリング」するプロになれ
もはや日本人エンジニアはモノそのもの品質の良さだけの追求では生き残っていけない。一方でビジネスのすべての過程において、サービス業も含めて、エンジニアのエンジニアリングする能力が求められている。自分たちの活動範囲を狭くとらえずに、幅広い分野で活用できる、「エンジニアリングする能力」を身に付けてほしい。
エンジニアの分析と問題解決思考は、すべての世界、分野であまねく求められていると考えるべきだ。
(慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員)
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